アロマに関する基本的な情報をQure aromablendがご紹介します

精油の採取方法とは?

​2021.4

①水蒸気蒸留法                      

最も多くの精油に用いられている方法です。原料となるハーブ等を蒸留釜に入れて水蒸気を当て精油を蒸発させた後、その水蒸気を冷却管に通して冷やすことで精油を蒸留します。水より軽い精油は水面に浮くので最後に精油だけを集めますが、残った水にも水溶性の芳香成分が含まれていて良い香りがするので、これも芳香蒸留水(フローラルウォーター)として利用することが出来ます。

②圧搾法                         

果皮などを機械で圧搾したあと遠心法で分離して精油を得る方法です。主に柑橘類の果皮から精油を得る場合に用いられます。熱することなく精油を抽出するので果皮ありのままの香りを得られます。ただし、圧搾法で製造された精油は原料の搾りカスなどの不純物が混入したり変化しやすい成分が多く含まれるので、精油成分の劣化が早いことに注意する必要があります。

③油脂吸着法                     

牛脂や豚脂などの油脂に芳香成分を吸着させる方法です。ローズやジャスミンなどの繊細な花の香りを得る時に用いられます。

古くから行われていた方法ですが、大変な手間がかかる為現在ではほぼ用いられていない採取方法です。

油脂吸着法には、常温で固型油脂の上に花などを並べる冷浸法(アンフルラージュ)と、60~70度に加熱した油脂に花などを浸す温浸法(マセレーション)があります。この方法で芳香成分を高濃度に吸着し、飽和状態になった油脂をポマード、エチルアルコールを使用して芳香成分を溶かし出し、エチルアルコールを除いて最終的に得られたものをアブソリュートと呼ばれます。

④有機溶剤抽出法                   

石油エーテル、ヘキサン、ベンゼンなどの揮発性有機溶剤を用いられ、油脂吸着法に替わりとして利用され始めた抽出方法です。

溶剤釜にハーブを入れ、常温で溶剤に芳香成分を溶かし出します。ハーブの中には天然のワックス成分などがありこれも一緒に溶け出てきます。溶け出してきた成分からハーブと溶剤を取り除くと、芳香成分とワックス成分などが含まれた半固体状のコンクリートが残ります。これにエチルアルコールを使い芳香成分を溶かし出し、ワックス成分などを分離したあとエチルアルコールを除いて最終的に得られたものをアブソリュートと呼んでいます。現在のアブソリュートはほとんどがこの方法で得られたものです。また、主に樹脂などから有機溶剤抽出法で芳香成分を取り出したものをレジノイドと言い、芳香を持続させる保留剤としても使われます。

                                             

海外ではどの様に取り入れられているか?

フランス/ イギリス/ドイツ/アメリカ

​2021.3

 

国によってアロマテラピーの使用方法や規定は異なります。

フランス・スイス・ベルギーはアロマテラピーの先進国です。

 

この3カ国はアロマセラピーが医学となっており、自然療法の薬として薬局を中心に販売され、内服も認められています。特にフランスはアロマテラピー発祥の地ですので、精油に対する基準は厳しくなっています。              

イギリスではアロマテラピーはマッサージを中心に美容法として発達しました。 安全を考慮し内服は認めていません。               

ドイツはアロマテラピーと同時に薬草・食餌療法を組み合わせて行われます。自然療法士が臨床的な治療を行っています。               

アメリカでは治療の使用目的より、香りを通してヒーリングや瞑想などを利用し自らストレスを解消出来る手段として捉えられています。

                                             

アロマの歴史 

​2021.3

 

 

①文明発祥の時代

香りを意味するPERFUME の語源はラテン語で、「PER(~通して)」と「FUMUM(煙)を合わせたものです。 紀元前3000年年頃に築かれたメソポタニア文明にでは、木や樹脂を火にくべて焚くこと(薫香)で、煙を通して香りを活用していました。 香りは神々への願いや深い感謝を捧げるためのもので、宗教儀式と深く結び付いており、王や神官のみが扱っていました。

 

②古代エジプト時代

古代エジプト人は冷浸法や温浸法で動物性の脂肪に植物の香りを吸収させ、香油として様々な方法で利用していました。

また、この時代に「聖なる煙」を意味するキフィ*が誕生します。

*キフィ

約16種類の植物性香料からつくられた調合香料。 聖なる煙という意味で、浄化や沈静・安眠効果があるとされています。

 

ミイラ作りの防腐剤としてフランキンセンス・ミルラ・シダーウッドなどの精油が使われたり、世界3大美女の一人 香り好きで知られるクレオパトラは両手に塗るために一回400デナリもの価のバラやムスクの香料を用いたとシェークスピアの戯曲で描かれています。(デナリとは古代ローマの銀貨の名称。 ローマ軍団兵士の年俸はカエサル時代で140デナリウス、アウグストゥス時代でも225デナリウスだった。)

ギリシャ・ローマ時代

香油はやがてエジプトからギリシャ・ローマに伝わり、香料は宗教行事だけではなく、薬剤や化粧品の香り付けなど幅広い用途で使用されるようになります。ギリシャ時代は香料の消費が盛んになり、様々な香りが作られました。中でもバラの香油や軟膏、バラ水は人気を博し、その製造法がローマに受け継がれます。ローマ時代に建設された公衆浴場では、香油がマッサージや垢すりの際に使われるなど、一部の市民にも使用されるようになりました。

                                             

​日本で採れる代表的なアロマとは?

​2021.2

 

 

 

 

 

 

 

日本で採取される精油のことを和精油と言います。

国産の天然精油の需要が広がり、地方の産物を活用し精油を生産したり、地物の精油を取り入れたアイテムの開発が

盛んになっています。また、四季のある日本のエッセンスのクオリティは近年では海外からも注目されています。

石川県では能登半島に分布しているヒバから採取されるの能登ヒバ精油や 楊枝の材料として馴染みのあるクロモジ、

白山麗で栽培されるラベンダー精油、能美市国造地区で生産されるゆずから採取される国造ゆず精油などがあります。

                                                                                                                                                     

 

                                                

 

                                            

​アロマとはどんなもの?

​2021.1

 

 

 

 

 

アロマテラピーとは、植物から抽出した香り成分である精油(エッセンシャルオイル)を用いて病気や外傷の治療・予防、心身の健康、リラクゼーションやストレスの解消などを目的とする自然療法のこと。

 

 

20世紀初頭にフランスの科学者 ルネ・モーリス・ガットフォセによりギリシア語で作られた造語で、

 

aroma(アロマ)芳香

therapy(テラピー)療法

 

を意味する。

 

 

大昔から人間は、身近にあった植物を食べたり、摘んだり擦り潰して体に塗ったり、香りを嗅いだりして傷や病気を治すために利用してきました。ヨーロッパだけではなく、日本でも芳香植物は香薬と呼ばれ、薬の原料としての役割を担っていました。

この流れが世界中に広がり、受け継がれた植物療法は、体系化され現代医学の元になっています。

 

精油やアロマテラピーの研究が進んだ現在では、美容、健康の増進、リラクセーション、スポーツ、介護や医療、予防医学などでも活用されています。